販売の対象は、同社の不動産を購入した「東京建物ブリリアオーナーズクラブ」会員だ。エコバッグに付けた排出権は、同社を通じて京都議定書に定めた日本政府口座に無償で譲渡される。会員はバッグを買うことで、日本が負うマイナス6%の削減目標に協力できる仕組みだ。
排出権1t当たりの相場は、現在4000円から4500円だという。エコバッグの価格は未定だが、あくまでバッグの対価として設定する予定だ。今回 の企画に当たり、会員向けにアンケートを実施したところ、回答者の7割以上が環境問題に関心を持ち、具体的な行動をとっていたという。こうした結果を踏ま え、会員と企業が一緒に地球温暖化防止に貢献できる取り組みとして、エコバッグの販売を企画した。
エコバッグの販売は現在たくさんの企業がキャンペーンに乗り出しています。それは1つのブランドとしてエコバッグが評価を獲得したためです。
これらは全て消費者の意識がだんだん地球環境に向けられてきていることを表しているのではないでしょうか。エコバッグを利用することが、ステータスとして成り立っているのです。
みんなではじめよう、エコ活動を。