ブリヂストンと早稲田大学は9月12日、地球温暖化対策などの研究を支援するプロジェクト「W-BRIDGE」を開始すると発表した。大学と環境NGOや市民団体が連携して取り組む研究課題を募集し、資金提供と、研究活動に対する助言、支援を行う。
ブリヂストンが、有識者で構成する諮問委員会の意見を踏まえ、支援対象の研究領域を設定した。具体的には(1)地球温暖化対策と生物多様性保全のバ ランスを考える、(2)人間の生活と環境保全活動のバランスを考える、(3)次世代からの視点で目標を定め、効果的で効率的な環境改善手法を考える、 (4)環境に関する情報を世界へ発信し、効果的にコミュニケーションする手法を考える、の4つ。
これらをもとに、早稲田大学内に設置したプロジェクトの運営組織が、9月下旬に研究テーマを決め、10月から研究課題を募集する。12月には選考結果発表し、2009年より研究活動を始める予定。同年6月には最初の成果報告会を開くとしている。
企業だけでなく学生の研究としても同時に進められるこの活動は、新しいエコのかたちを生み出す力があるでしょうね。