2008年8月10日

NY原油、一時115ドル台まで値下がり

8日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は、外国為替市場のドル高進行が嫌われて急反落、指標となる米国産標準油種(WTI)9月渡しは一時、5月上旬以来3カ月ぶりの安値水準となる1バレル=115ドル台まで値下がりした。午前10時15分現在は前日比4.11ドル安の115.91ドル。
原油先物はドルで取引されるため他通貨からみた割高感が強まり、米国以外の投資家を中心に買いが手控えられた。トルコで破壊された石油パイプラインの復旧作業が順調で、供給不安が薄れたことも下げ要因となった。

原油高の触れ幅が大きい現在の取引市場の中で一般の人々にとっても朗報となりうるニュースです。しかし、いくら原油が値下げの方向へ傾いたとしても、資源の底は変化しません。資源を使い果たし、なくなってしまう前に、新規のエネルギー開発が求められています。もちろん世界的な省エネ活動によって資源の消費を抑えるだけでなく、地球環境について考慮したエコ活動を並行に推進しなければならないのです。
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