2008年8月14日

カンガルーが増加して牛や羊が減れば温暖化防止!?

温室効果ガスのメタンをげっぷとして排出する牛やヒツジの食肉生産を減らして、メタンをほとんど出さないカンガルーの肉を食べると、地球温暖化防止に効果的だとする分析結果を、オーストラリアの研究者が米国に本部のある保全生物学協会の学会誌に12日までに発表した。
メタンは二酸化炭素(CO2)の21倍の温室効果があり、京都議定書の削減対象。
オーストラリア野生生物サービスのジョージ・ウィルソン博士によると、同国で2020年までに、現在約2500万頭いる肉牛を700万頭、約1億頭のヒツジを3600万頭減らし、3400万頭のカンガルーを1億4100万頭増やすと、CO2換算で年間1600万トンの削減となる。これは同国の温室効果ガス排出量を07年比3%削減する計算になるとしている。

うそみたいな話ですが、現実的な数値も公表されて事実として認識されたのです。メタンガスの削減という目標も地球温暖化にとっては大事な要素の一つです。これはもちろん極端な話ですが、このような考え方がされるようなほど、地球の温暖化の問題は深刻化しているというわけです。エコを考えた家電や自動車などたくさん生産されていますが、実用化のスピードをもう少しあげるべく、企業にとっても消費者にとってもメリットとなる普及のされ方はやはり理想ですね。エコの時代のはじまりである現代社会では、そのエコの土台作りが大切となることでしょう。
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カーボンフットプリントでエコ

カーボンフットプリントの導入議論が本格化している。今年度中に算出方法の共通ルールに関するガイドラインを作る。詳細な食品安全表示を進めてきた食品業界の理解を得られるかどうかが焦点になりそうだ。
カーボンフットプリントとは、商品の製造から輸送、廃棄の全行程のCO2排出量を算出して表示すること。経済産業省が6月に立ち上げたカーボンフットプリ ントの研究会の議論が本格化し、方向性が見えてきた。研究会には、流通業界と食品、日用品メーカーら19社が参加しており、12月の展示会、エコプロダク ツ2008での試験導入を目指して検討を進めている。
議論開始以降、自社商品のライフサイクルアセスメント( LCA )でのCO2排出量を公表する企業が相次いでいる。サッポロビールもその1社で、「黒ラベル」にカーボンフットプリントを表示して、洞爺湖サミットで参考 展示した。CSR部社会環境室の渥美亮課長代理は、「数値は暫定的なものだが、早くからLCAに取り組んできた企業姿勢を見てもらたい」と話す。議論開始 の今は絶好のPR時期であり、自社の算定方法をルールに反映させたい思惑もありそうだ。

カーボンフットプリントによりCO2の削減が臨めるということですが、食品の業界に対してどのように企業戦略していくかが、キーポイントとなることでしょう。また、その際には、消費者にとっても理解のしやすい、つまり「エコ」というものが身近に感じやすい表記であれば、尚更良い開発に繋がるでしょう。
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