ナノカプセルを樹脂に応用した添加剤「ナノハイブリッドカプセル2」(NHC2)を発送用袋の原材料に添加する。これによって、フィルム素材の厚み を37.5%から50%削減。また燃える物質と酸素の結合を炭化膜で遮断して、従来のポリエチレン袋と比べてCO2排出量を約50%減らせるという。
NHC2は、東京理科大学や産業技術総合研究所が開発した技術をベースに開発されたもので、環境ベンチャーのイーベーシック(本社:東京都新宿区)が製造・販売している。千趣会はイーベーシックのパートナー企業になっている。
千趣会は、カタログの発送に年間約2500万枚の袋を使用しており、試算では約350tのCO2が削減できるという。さらに、商品の容器包装にも順次導入し、改正容器包装リサイクル法で求められた包装材削減につなげていく。また一つ企業の取り組みが増えました。焼却のゴミの話も前記事では致しましたが、これはそれと相互作用となるものですね。無駄なゴミ、つまり包装紙に関して、少しでも環境に配慮した素材を使い、CO2削減というエコに繋がります。素晴らしいエコへの取り組みの一つです。
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