2008年6月26日

関西電力とシャープ、世界最大級のメガソーラー発電を計画

関西電力シャープ、大阪府堺市はこのほど、堺市臨海部でのメガソーラー発電計画を共同で推進することに合意した。

計画では、2ヵ所で太陽光発電施設の建設・設置を予定している。1つは「堺第7-3区太陽光発電所(仮称)」で、堺市西区の産業廃棄物埋立処分場「堺第7-3区」に、関西電力が太陽光発電所を建設する。発電出力は約10MW。

もう1つは「堺コンビナート太陽光発電施設(仮称)」。シャープと進出企業によるコンビナートの各工場の屋根上等に、シャープと関西電力グループが 共同で太陽光発電施設を設置し、コンビナート内で自家消費電力として使用する。具体的な進め方は、今後、両社が共同で検討する。発電出力は最大約 18MW。シャープが2010年3月までに稼動を予定している太陽電池の新工場で生産する薄膜シリコン太陽電池モジュールを採用する予定。

2ヵ所の太陽光発電施設の出力を合わせると約28MWと、世界最大級の太陽光発電規模となる。この計画による二酸化炭素(CO2)削減量は、合計で 年間約1万tなる見込み。 堺市は、この発電計画を同市が目指す低炭素型都市「クールシティ・堺」の実現に向けた重点的取組みとして位置付ける。

このメガソーラー発電が実現すれば、 年間約1万tのCO2の削減が可能となります。
これは地球環境にとって、そして日本の技術としても世界に誇れる素晴らしい成果となります。
今まで好き勝手に環境を利用して成長してきた私たち人間の地球への恩返しが、本当の意味で出来たと実感できる日が待ち遠しいですね。
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2008年6月23日

アフリカ支援と温暖化問題

5月28日~30日、「第4回アフリカ開発会議(TICAD IV)」が横浜市で開催された。アフリカの53カ国中51カ国が参加し、41人の国家元首・首脳が来日した。また、アフリカ以外からも開発パートナー国や アジア諸国が計34カ国、そして74の国際機関やNGO(非政府組織)が参加し、日本の外交史上でも稀な大規模な国際会議となった。福田康夫首相は3日間 で40回に及ぶ首脳会談を行い、各国の課題と支援のあり方について議論した。

東西冷戦の終結後、旧ソ連や東欧で紛争や内戦が多発。アフリカへの国際社会の関心が薄れつつあった1993年に、日本と国連、世界銀行が共同で始め たのが「TICAD プロセス」だ。その後、アフリカ諸国の「オーナーシップ(自助努力)」と、アフリカと国際社会の「パートナーシップ(協調)」という理念に基づき、 TICADはアフリカ開発のための重要な国際的枠組みに発展してきた。

一方で、ここ数年、アフリカ諸国の社会的、経済的な発展は目覚ましい。民主的なガバナンスの進展、石油や鉱石など豊かな資源の開発を含めた海外から の投資の増加などで、GDP(国内総生産)の成長率は、2005年には平均5.5%、2006年は5.3%と高い伸び率を示し、輸出は2004年の 1820億ドルから、2005年の2300億ドルと26%も拡大した(世界銀行アフリカ・ファクトシートより)。さらに2007年の経済成長率は、6%以 上と推定されている。それだけに、アフリカ諸国の今後の動向が、国際社会からも注目を集めているわけだ。

TICAD IVでは、「元気なアフリカを目指して ―希望と機会の大陸」を基本メッセージに掲げ、次の3つのテーマを柱に議論が行われた。

1.成長の加速化

2.平和の定着、ミレニアム開発目標の達成を含む人間の安全保障の確立

3.環境・気候変動問題への対処

実は、TICADプロセスに気候変動問題が取り上げられるのは今回が初めて。気候変動への脆弱性が指摘されるアフリカ大陸への開発援助は、温暖化の 進行を食い止め、温室効果ガス(GHG)の削減を支援する「緩和策」だけでなく、現実問題としてアフリカ諸国を襲いつつある砂漠化や海面上昇などの気候変 動への脅威に対して、社会的・経済的な基盤を強化する「適応策」を盛り込むことが喫緊の課題として挙げられている。

アフリカのこれからと、経済社会における各国のあり方が問われる。

先進国の心温かい支援と協力が惜しまず注がれるならば、地球の温暖化問題や、エコに関するそのほかの問題も世界規模で協力、そして生存と大きな期待ができます。

2008年6月21日

トウモロコシや大豆原料衣装のファッションショー

環境総合展2008」第2日目、トウモロコシや大豆などを原料にした衣装によるファッションショーが開かれた。「自然をまとう」をコンセプトに個性的な 素材を使ったファッション開発で知られるデザイナーの岡正子氏が、春夏秋冬の季節ごとに制作した約30点を披露。前座には北海道ドレスメーカー学院(札幌 市)の学生が使い古しのストッキングを活用するなどして制作したエコロジーファッションのショーがあった。

エコとファッションが融合する。
これは実はとても画期的なことなのではないだろうか?
人は衣服をまとい生活しているのだから。
普段着用している素材が自然環境を考慮した、再利用素材であるが、ファッションの先端を行くデザインをもつ衣装が今注目されている。

2008年6月19日

エコ活動、ギフト商品の緩衝材にポップコーン導入

ラッシュジャパン(本社=神奈川県愛甲郡)は6月12日より、岩田屋本店新館地下2階(福岡市中央区天神2、TEL 092-723-0373)など全国の手作りコスメ店「ラッシュ」直営店で販売するギフト商品の緩衝材にポップコーンを順次導入している。
緩衝材としてのポップコーン使用はイギリスのスタッフのアイデアで、イギリスの店舗では1年前からポップコーンの使用を開始しており、好評のため日本国内 店舗でも導入を開始した。同社では、緩衝材を紙のシュレッドペーパーから、とうもろこしが原料の「エコつく」に変更したほか、簡易包装やゴミが少ない固形 のシャンプーの販売などに取り組んでいる。
ポップコーンはとうもろこしを種の状態で仕入れるため、資材を輸送する場合の体積を紙の17分の1に減らすことができるという。そのため、トラックでの配 送時に排出するCO2も17分の1に削減することが可能。使用後は肥料としての再利用もできる点が導入の決め手になったという。
天神店では5種類のギフト商品に導入。来店客の「食べ物だから不安」「油は出ないのか」などの声があるというが、「すでに導入しているイギリスの店舗では、全く問題ない」という。
店長は「エコ活動もできて、見た目も楽しく、来店客の反応も良い。贈った相手を驚かせて、ユニークさを楽しんでほしい」と話す。営業時間は10時~20時。
ラッシュ

このエコについてのニュースは非常に面白いですね。
実に興味深いです。
こんな取り組みを実行する勇気が、世界中にあるショップでできたら、
人の力は凄いという証明にもなるんでしょうね。
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2008年6月17日

皇居外苑の冷気が東京駅まで。環境省調査で周辺より1度低い。

環境省は13日、芝生に覆わている皇居外苑の気温の観測結果を公表した。2007年8月に調べたところ、外苑の気温は1日を通して周辺市街地より約1度低 く、深夜には約300メートル離れた東京駅まで冷気が到達していたことが分かった。まとまった緑地を増やし、風の通り道を造ることが、都市でのヒートアイ ランド対策になることを実証しているという。

環境省

環境問題 エコ ecoに関する記事はこちら

都市のヒートアイランド対策が順調に結果に出てきていますね。
これは、東京駅の改変で、風邪通りが良くなったために、気温が1度違うということは、人間にとっては変化が分かり辛いかもしれませんが、自然環境にとっては、大変意味のあることですね。
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